オープニングのバイトは、新しくオープンするお店や施設などの“最初のスタッフ”として働く仕事です。そのお店での“アルバイトの先輩”がいないところからのスタートですから、一般的にはお店や施設がオープンする何日も前から研修を受け、万全の準備をして開店を迎えます。チェーン店やグループ企業などでは開店前でも研修内容がある程度マニュアル化されている場合が多く、覚えることはあれこれあるものの、とまどうことは少ないでしょう。そういったマニュアルがないお店では、オーナーや社員の方針などによってスタッフ教育の方法も様々です。主体性を大事にする職場であれば、逆にどうすればいいか、意見を求められることもあるかもしれません。いずれにしても「オープニングスタッフを含めた皆でそのお店や施設を作り上げる」やりがいのある仕事と言えるでしょう。

オープニングのアルバイトは、なんといっても新しくできたお店や施設が職場になりますから、新品の制服や、新築・改装したばかりの真新しくきれいな環境で、忙しいながらも気持ちよく働けることが多いのが特徴でしょう。注目度の高いお店や施設のオープニングとなれば、職場にもその周りにも斬新な施設やお店、サービスが集まってきますから、オープニングスタッフとして働くことそのものが重要な経験になるはずです。それでなくても、業種によっては最新型の備品や商品の取り扱いをいち早く覚えられるなど、一般的なパートではあまりない経験をすることもあります。他店のバイトが新店舗へ異動してくるといったことも稀ですから、大抵の場合はオープニングスタッフ全員が“同期”となって、バイト間での上下がなく、フラットで気の置けない人間関係を構築できます。