パソコン自体やソフトなどの操作をわかりやすく教える
パソコンの操作を教えるシゴトだが、一口にパソコンといっても扱う内容は幅広い。パソコンやインターネットの使い方、ワード、エクセル、パワーポイントといったソフトの活用法、ホームページの作り方などが代表的だろう。初歩的な操作については教えられるインストラクターが大勢いるので、たとえばプログラム言語やネットワーク、セキュリティなど、できるだけ難易度の高いことを教えられた方が、シゴト探しの際、選択肢が広がるはず。教える場はスクールや専門学校だけでなく、小学校から大学まで様々。企業研修などで活躍する人もいる。また、一連の講義に複数のテーマを盛り込む場合は、事前に指導計画を練って時間配分を決めておく必要がある。どうアプローチすれば理解できるかは人それぞれ。受講者にとって満足度の高い講義が行えるよう努めよう。
| 給料の相場 | |||
|---|---|---|---|
| 時 給 | 関東 975円 | 東海 916円 | 関西 899円 |
| 日 給 | 関東 8,720円 | 東海 ― | 関西 ― |
| 月 給 | 関東 195,429円 | 東海 192,500円 | 関西 181,200円 |
リクルート調べ2009年実績（※件数サンプルが少ない金額もあります）
おシゴト未来予想図
先輩を支援しながら業務を覚える
最初はアシスタントとして、先輩インストラクターをサポートするところからスタート。アシスタントとはいえ受講者から見れば「先生」なので、緊張感を持って対応しよう。
ベテランになれば先生の先生に！
ベテランのインストラクターになると、アシスタントや新米のインストラクターに教え方を講義することも。単に教えるだけでなく、人材のマネジメントをまかされる場合も多い。
聞かせておシゴト体験談
●資格を取得するために通ったスクールに、資格取得後そのまま就職。今は受付兼インストラクターとして働いています。（長野・23歳・女）
●フリーのイントラになったものの、ギャラは時給なのでコマ数をたくさん持たないとタイヘンです。（宮崎・26歳・女）
●講義が終わると熱心な受講生が質問にやって来ます。答えられるかドキドキするけど、あとで「教え方がわかりやすい」なんて言われると嬉しいですね。（和歌山・25歳・女）
身につけよう!必要スキル
必須ではないが資格があると有利
本来は資格がなくてもできるシゴトだが、インストラクターの数が増えるに従い、資格取得が採用の条件になりつつある。一般的なものでは、マイクロソフトが認定するインストラクター資格のMOT（Microsoft Official Trainer）。そのほか各スクールが自社のインストラクター養成のために用意しているものや、アプリケーションソフトの発売元が設けているものがある。自分の得意分野に合わせて検討するのもいいだろう。
幼稚園児向けの英語塾から予備校まで需要は幅広い。何が教えられるかチャックしてみて。
１対１で生徒と向き合い、成績アップへ導いていく。プレッシャーもあるがやりがいは大きい。
子供たちに慕われながら、日々成長する子供たちと接することで自分も成長できるはず。
