食品製造・販売スタッフのおシゴトガイド│フロム・エー ナビ

自分が焼いたたい焼きを食べてもらうって嬉しい！

Q

食品製造・販売スタッフのやりがい、面白いところって何ですか？

A

たい焼き屋さんってお客さんの前で焼いてくれるじゃないですか。あれを見ていて、自分でも焼いてみたいなって思ったんです。そして、自分が焼いたたい焼きを目の前でお客さんが美味しそうに食べている姿を見てみたいなって。実際に働いていみて、その思いはやりがいになりましたね。美味しいたい焼きを焼いて、それを嬉しそうに食べてもらう。これが私の仕事へのモチベーションなんですよね。

Q

シゴトをする上で難しいことって何ですか？

A

たい焼きを一番美味しい状態で焼きあげることは本当に難しいんです。特に、尾長屋のたい焼きは真っ白でモチモチとした食感が特徴。だからこそ、少しの焦げも目立つし、食感を残すための微妙な焼き加減も重要になるんです。これを克服するには、とにかく練習あるのみです！　難しいからと言ってやらなければ永遠にできないままですから。多いときは１日2500枚ぐらい焼きますから、日々上達していくのが目に見えて分かるのは嬉しいものですよ。

絶妙な食感を出すため焼くときは片時もたい焼きから目を離さない

あんをたい焼きに丁度いい分量に入れるための道具「あんきり」

 

Q

これからの目標はありますか？

A

当店の仕事は、たい焼きを焼くだけではありません。粉を混ぜる下ごしらえから、レジや接客、お包みなど色々なことに目を配って動かなくてはいけないんです。だけど、私自身が一点集中型のタイプなので、ひとつの仕事をやり始めると、なかなか周りに目を向けられず…。なので、今後は手際よく全ての仕事を見られる広い視野を持ちたいですね。そして、焦がさずキレイなたい焼きを焼くことも、日々の目標です。

Q

食品製造・販売スタッフを目指している人にアドバイスをお願いします！

A

食品製造・販売のスタッフは、食品製造だけではなく色々な仕事を任されることが多いと思います。ですから、広い視野を持つことと、スタッフ同士のチームワークがうまく保てることも大切ですね。そして、一番大事なのは、やっぱり笑顔。やはり、接客業ですから販売している人も、焼いている人も無愛想だと、そのお店で買いたくなくなりますよね。たい焼きの美味しさだけでなく、またそのお店に来たくなるようなお店づくりができる人がいいですよね。