写真のアルバイトとして最近注目を集めているのが、webサイト上に自分が撮影した写真を掲載し、その写真を広告で使用したい企業などに買ってもらう「ストックフォト」の仕事です。プロカメラマンでなくても、webから登録して写真を販売できるWebサイトが増えているので（審査や講習を必要とするものもあります）、気軽に参加できます。この場合、写真撮影の腕前やセンスはもちろんですが「広告などで必要とされやすい、使いやすい写真であるか」も収入に関わってきます。また、昔からある求人としては、写真店で写真の現像・出力をしたり、切り抜きや修整などの加工を行なうものもあります。今や写真店で取り扱う写真もデジタルカメラで撮ったものが大半ですから、画像編集のソフトなどを扱えると有利です。写真やカメラが好きで、お客様の細かい要望に応えたりアドバイスのできる人であればより望ましいでしょう。

写真のバイトは、趣味であっても写真やカメラ、画像編集が好きな人であれば、持っている知識やスキルを生かせる仕事がほとんど。例えばストックフォトなどでは、商業撮影に特化した写真だけでなく、プライベートの旅先で撮ってきた風景写真が思いがけず売れるといったこともあります。ただし、ストックフォトだけでまとまった収入を得るにはやはりそれなりの「売れそうな写真」を用意する必要があるでしょう。写真店での仕事は、撮り慣れていない人からプロまで様々なお客様に対応しますから、マニアックな知識や技術を持っていることだけでなく、初心者ならではの経験、例えば初心者がぶつかりやすい疑問やトラブルの解決法を蓄えていることもきっと役に立つはず。アルバイトを通して、写真撮影や編集加工のテクニックを学べるのも見逃せないポイントです。