「マン管」の略称もあるマンション管理士は、国家資格です。マンション管理組合の運営全般をコンサルタントすることが主な業務になります。首都圏でのマンション建築に伴い、アルバイトの募集も行われています。

不動産に関する資格というと宅建が有名ですが、合格率が20％以上にもなり、希少な資格とは言いがたくなってきています。それに比べてマンション管理士は全国に2万人しかいないにもかかわらず、次々と建設されるマンションの数だけ需要も出ます。マンション管理士に合格すれば、宅建試験が数問免除されるメリットもあります。マンション管理士は受験資格は特ににありません。学歴、職歴、年齢不問なので、定年退職後のシニアにも人気の資格です。マンションの管理組合の人たちと円滑にコミュニケーションできる能力が重要な仕事ですから、人生経験を積んだ人にこそ向いているアルバイトとも言えます。マンション管理士を目指す人のためのスクールもありますが、通信教育などを利用すればより費用をかけず取得できる資格であることも魅力です。ただ、難関試験であり、根気強く勉強する覚悟が必要です。