探偵とは、情報の収集を通じて秘密の調査や犯罪者の特定を行う仕事を指します。依頼人・調査対象ともに、個人・法人・企業が対象となります。探偵業を行うには所轄の公安（警察）まで届出をする必要となります。あくまで民事的なアプローチを行うため、刑事的権利を用いることはできません。

探偵に必要なのは、正確に仕事を遂行する実行力です。探偵に依頼される案件には「警察が介入しない民事事件」があります。依頼人が自分では解決できない案件が与えられるため、知識や経験、得意技やネットワークを駆使する必要があります。採用は人物重視のケースもあります。行動力があり、人と打ち付けて懐に入りやすい人には、チャンスが多くなります。探偵のアルバイトに、自社の宣伝を任せるところもあります。チラシやティッシュなどを配ってその探偵事務所を売り込む仕事です。業務の空いた時間に臨時で行われるパターンが多いようです。また事務職として電話のアポイントを受ける、調査報告書などの書類を作成する場合もあります。そのためパソコンソフトが使え、データの編集や撮影のスキルを活用できるでしょう。