学校事務の
アルバイト

学校事務は、総務や人事、福利厚生、財務経理など、学校運営全般に関わる重要な仕事です。正規職員の補助として、指示に従って働くことがアルバイトの役目です。長期のフルタイムで働くので、安定したまとまった収入を得ることができるアルバイトでもあります。

学校事務のアルバイト 3つのポイント

  • 夏休み、冬休み、春休みなど、まとまった長期休暇を取ることができ、メリハリのあるお仕事
  • フルタイムで働くことが求められるので、安定したまとまった収入を得やすい
  • 学食でのランチや生協でのお買い物で、お得に生活することができる

学校事務のアルバイトとは?

  • 学校事務のアルバイトにはどんな仕事があるの?

    総務、人事、財務経理、福利厚生などのお仕事

    学校事務での仕事は、総務、人事、財務経理、福利厚生など、学校の運営業務全般に関わります。具体的には、教職員の給与・有給休暇・出張状況書類などの管理、学校に届く郵便物の整理や物品・施設の管理、物品購入や修理の契約、学費納入の確認、在学生の転出入書類の確認、生徒手帳の発行、在籍証明書の発行、印鑑管理、新年度の予算申請などがあります。業務内容は学校によって異なるので、わからないことはどんどん訊いて、職場に早くなじむようにしましょう。また、特別な資格は必要ありませんが、ワードやエクセルのようなオフィス系ソフトが使えると面接の際に有利です。来客対応もあるので、企業勤務経験がありビジネスマナーが一通り身についている方であれば比較的慣れやすい職場の一つといえます。
  • 学校事務のアルバイトにはどんなメリットがあるの?

    一般企業と比べ、労働環境や条件が変動しない

    学校現場は年間を通してのスケジュールが明確なので、メリハリをもって仕事をすることができるというメリットがあります。社会情勢の変化で業務体系が大きく変わってしまう一般企業とは異なり、景気の悪化に左右されにくい点もポイントです。また、教育や人材育成に関わっている仕事なので、社会的な評価も高いです。人と接することが好きな方には非常にやりがいが感じられる職場であると言えます。長期的に子どもの成長に携われるという点でも、学校は理想的な環境です。個人にあった対応が求められるので、サービス業的な側面でもやりがいが感じられるでしょう。仕事をしながら理解や造形が深まるので、自分の趣味や実生活にも役立てることができます。人との関わりを通して、自分自身も成長していくことができる仕事です。

学校事務のアルバイト 体験談

学校事務アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!

  • 30代  女性
    中高一貫の私立学校で事務職員のバイトをしました。電話対応や窓口対応、学年費や教材費の管理等の仕事をしました。学校関係者が主ですが、来客対応も多かったので、身だしなみや言葉遣い、マナー等には気を使いました。ほか、お金の管理もあり、生徒一人ひとりのお金なので間違いのないように神経を使いました。電話対応は保護者からの問い合わせも多く、一つ一つの話に丁寧に耳を傾けるようにしました。また、忘れ物を預かったり、学校の備品を生徒に渡したりと、生徒と関わることも多かったです。やはり現役の学生はフレッシュで若いパワーをもらえました。学校にもよると思いますが、先生たちもとてもいい人たちばかりで、楽しく仕事ができました。この仕事を通じて基礎的な事務のスキルとマナーや来客・電話対応等、どの職場でも通じるようなスキルを得られたと思います。
  • 40代  女性
    地元の大学の学校事務をやっていました。配属されたのは秘書室で、学部長の先生の事務補助をしました。内容は、電話受信、学部の経理伝票作成、会議の議事録作成、文書作成、お茶出しなどです。先生の部屋に机があったのですが、先生は不在であることが多く、他に同僚もいない為仕事のやり方を聞くことができず、先生に指示された内容を過去のファイルやメールのやりとりをたどって作業する点が大変でした。すぐに誰かに聞いて解決することが難しいので、ひと通り事務を経験した人でないと不安に感じると思います。全体の仕事量は少なく、のんびりした様子がよかったです。夏休み期間中はまさに閑散期で電話も鳴らないので、ファイル作りなどをしていました。締め切りがある作業が多かったので、事前に準備できることは下調べして、すぐ指示に反応できるように心がけていました。先を読んで計画的に仕事をする力がついたと思います。
  • 20代  男性
    通っている大学では、一度単位を取った研究講義のスタッフとして学生を雇ってくれるシステムがあったので応募しました。仕事内容は学生に配るレジュメの作成やコピーと、簡単な授業中の質疑応答や中間考査の採点などでした。学生でも仕事をかなり任せてくれるのでやりがいのある仕事でした。後輩の世話をするといった側面も強いので、大学の授業をハイレベルにしたいといった思いで打ち込んでいました。苦労したことは法学演習だったので、思った以上に資料を読む時間が多いことです。もともとの研究課題に興味のない人は、事務作業としては辛い方も多いかもしれません。ただ、普段知りえない教授や後輩とよくコミュニケーションを交わすようになるのでオススメです。
  • 30代  女性
    大学のスタッフとして窓口で主に学生対応をしていました。授業に関する手続きや生活の相談など、内容は多岐にわたります。中には、深刻な問題を抱えた学生が相談に訪れたり、教授とのやりとりの仲介をすることもありました。基本は学生が安心して学校生活が送れるようにサポートしますが、時には厳しい対応をしなければならないこともありました。学生が自立を目指しながらも心を開けるように、いつでも誠実な対応をするように心がけました。若者や教授とのコミュニケーションは難しいと感じることも多々ありました。話し方や伝え方、言葉の選択はとても大事だと気づかされることが多かったです。この仕事をしてコミュニケーション力を鍛えることができ、その後の人生にも役立っていると感じます。

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学校事務のアルバイト
はじめてガイド

面接のコツ

子どもが好きなことをアピール
学校事務の採用においては、やはり子どもが大好きなことが重要な要素となってきます。淡々と事務をこなすだけではなく、子どもが好きという感覚がなければなりませんし、その点が欠けていると面接で見抜かれてしまいます。
努力と対策が必要
学校事務のアルバイトの面接には事前の対策もきちんと練っておくことが重要です。書籍などで詳しい情報を身につけておくことをおすすめします。未経験の場合は特に努力しなければなりません。学校事務求人は人気で競争率も高く、同じような条件の人が集まるので、面接においても人とは違う面をアピールする必要があります。学校事務を選んだ理由や、志望動機を含めた自己アピール、趣味、自分の目標など、履歴書を通して質問されるので、伝えたいことをまとめられるように十分に準備しておかなければなりません。事務員としてどのような学校を作りたいのか、しっかりと学校の情報を収集して面接に備えるようにしましょう。

仕事・職場になじむコツ

人間関係を大切にしよう
学校事務においても、人間関係は非常に重要で欠かせない要素です。一般企業とは違い、子ども同士の関係や、子どもと学校事務の関係など、人間関係はより複雑になっています。ほかと比べて人間関係のトラブルが多いのも特徴です。コミュニケーションが得意であれば、トラブルもなく円満な人間関係を構築できるでしょう。特に、生徒や保護者とのコミュニケーションは不可欠です。学校現場は不特定多数が集まるので、常にコミュニケーションに配慮しましょう。
コミュニケーションへの自信が不可欠
学校事務においては、子どもが苦手な方の場合コミュニケーション自体がストレスになってしまうこともあります。生徒とのコミュニケーションも重要なスキルであると言えるでしょう。逆に、子どもが好きな方であれば楽しめるアルバイトです。やりがいがあるので、人によっては天職になります。学校事務におけるストレスには仕事によるものとコミュニケーションによるものの2種類があり、特にコミュニケーションは一般企業より注意する必要があります。その点をきちんと考慮しましょう。

学校事務のアルバイト
よくあるQ&A

どんなやりがいがある?
学校事務は学校運営を円滑に進めるための仕事なので、非常にやりがいを感じられるでしょう。一人であらゆる業務を担当するので苦労も多いものの、それをやり遂げたことによる達成感を得られる点も最大の魅力です。子どもたちの将来に貢献できるアルバイトなので、やりがいをより実感できます。常に目標をもって自分自身を成長させたいという方にはおすすめできる職場です。
どんな大変さがある?
学校事務の大変な点として、環境の問題、教職員との人間関係、収入などが挙げられます。学校によって条件や環境が異なるので、事前にしっかりと情報を集めることが必要です。比較的離職率の少ない職場ですが、教師に見下される、給与が安いなどのストレスを抱える方もいます。アルバイト先はよく見極めて探すようにしましょう。
どんなスキルが身に付く?
学校事務は入金確認、経費の精算、振替伝票作成といった経理補助の業務が多いため、経理のスキルが身につきます。事務処理スキルだけでなく、パソコンを使用する業務も多いので、身につけたスキルを幅広い職種で活かすことができます。学校によってはWeb制作スキルを身につけることも可能です。経験を積んだ後は、一般事務や営業事務職、経理事務や総務、英文事務へのステップアップのような道もあります。一般的な学校事務スキルを小中高校で習得してから、語学力を活かせる外国語学校や大学の事務職に就くこともおすすめです。業務を通してコミュニケーション能力や幅広い知識を習得できるアルバイトであると言えるでしょう。

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