

雑誌や書籍の制作を統括。こだわりの誌面を作り上げる
雑誌や書籍などの編集作業を行う。シゴト内容は多岐にわたり、まずは企画の立案から。企画が具体化したら、ライターやカメラマン、イラストレーターに原稿執筆や撮影、イラストの作成を依頼し、デザイナーと打ち合わせをしながら、誌面を作り上げていく。たいていはライターに原稿を発注するが、ときには編集者自身が執筆を行うことも。印刷所に入稿する前に、誌面の内容に間違いがないか確認する、校正作業も大切な業務だ。雑誌の場合はこれらの一連の作業が、何企画分も同時進行することが多いので、冷静な判断力や行動力が求められる。新店舗や新商品のレセプションに参加したり、有名人のインタビューに同行するなど、マスコミ業界らしい華やかな一面もあるが、それはごく一部分。業務の中心はデスクワークになり、地道な作業が多いということを覚えておこう。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 996円 | 東海 921円 | 関西 881円 |
日 給 | 関東 7,370円 | 東海 6,837円 | 関西 8,056円 |
月 給 | 関東 195,426円 | 東海 174,079円 | 関西 179,922円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
先輩編集者からの雑用をこなす
最初は編集アシスタントから。雑誌や新聞から必要な情報を切り抜いたり、コピーを取ったり、ネットで調べ物をしたり。編集者から言いつけられる雑用をこなしながら、シゴトを覚えていく。

編集部のトップとして君臨できる
編集者として経験と実績を積んでいくと、デスクや副編集長を経て編集長に。雑誌の顔ともいえる存在の編集長は、雑誌と編集部の管理を任されて責任は重いものの、やりがいは十分。

聞かせておシゴト体験談
●子供の頃から好きなマンガ家さんのインタビューがあったので、編集長に頼んで行かせてもらったんですよ。サインまでもらえたのが嬉しかったですね。そんなことがあるたび、このシゴトをやっていてよかったなと思いますね。(東京・26歳・男)
●全修正を終えて印刷所へ納める校了日はパニック状態なのに、間際になってから編集長にダメ出しされたりしたときはもう泣きそう!でもそうやって作った雑誌が毎月書店に並ぶのを見ると、今月も頑張ろう!って思えるんです。(東京・28歳・女)
関係性を解く!業界マップ

企画から制作運営まで、Webサイトの制作全般を担う。シゴト範囲は広く、やりがい十分!
ゲームソフトの企画から完成に至るまで携わる。ヒット作を生み出せば、一躍名を馳せることも!
ポスターやカタログ、雑誌などの誌面で、自分の表現したい内容を感性豊かにアピール。
住居や店舗などの室内空間をデザイン。人気のショップや快適な住空間は、この人たちが作っている。
インテリアショップやショールームなどで活躍。インテリアについてアドバイスをする。
デザイナーを取り仕切り、雑誌・書籍などのデザインに統一感を持たせる人。ADともいう。
アニメーションの制作に欠かせないクリエイター。テレビや映画などのアニメは、彼らが作っている!
雑誌や書籍、広告などに挿し絵を描く。タッチや作風に個性やセンスがあれば売れっ子も夢じゃない!
コミック誌で活躍する漫画家に憧れる人は多い。そのシゴトに就くには、どんなスキルが必要なのか?
雑誌や書籍などを印刷する前に、所定の場所に文字を入れたり、レイアウトや画質の体裁を整える。
企業の広告を作る。クライアントの要望と世間の動向をくみとり、映像や紙面上に表現。
街のポスターや雑誌の広告などで、キャッチコピーを書いているのはこんな人たちだ。
クライアントと広告制作の現場、印刷会社などを結び、原稿を運んだり、中身をチェックする。
新聞や雑誌に記事を書いているのはこの人たち。有名ライターになれば印税生活だ!
ビデオカメラや音響卓、編集機など専門の機器を自在に操り、業界の制作現場を陰で支える。
報道から雑誌や広告まで活躍の場はさまざまだが、センスとフットワークの軽さが求められる。
出版社などと、どんな紙でどういう体裁の本にするかを決め、印刷・製本の工程に携わる。
ファッションアイテムのデザイン画を描く。自分のブランドを立ち上げるのが夢…なんて人は注目!
タレントやモデルが着用する衣装や小物をコーディネート。中にはタレント専属のスタイリストも!
デザイナーが描いたデザイン画から型紙を制作。アパレル業界の中でも重要ポジションだ。
型紙に沿って裁断された生地を縫い合わせるシゴト。手先の器用な人は注目してみよう。