はじめての社員〜シーン別 安心マニュアル〜 | フロム・エー ナビ

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知っておかなきゃ!社会人のマナー

名刺交換・書類記入マナー

社会人の顔ともいえる名刺交換や公的なシーンでのマナーは、ここで間違えたら君の印象を悪くし兼ねない大事なマナー。社会人なら知ってて当たり前のマナーを理解して、”デキる社会人”を目指そう!

名刺交換

まず渡す前に

名刺は必ず名刺ケースから出す!汚れたり、折れている名刺はNG

名刺を財布や定期入れから出す人がときどきいるけれど、これは絶対ダメ。社会人としてのけじめが問われることにもなりかねない。相手が多数の場合もあるので、10枚以上は常に携帯しておくこと。また、名刺入れをパンツのポケットなどに入れるのも×。上着の内ポケットか鞄に入れて。

持ってきたつもりがうっかり忘れてしまったら!?

とにかく、正直に忘れてしまったことをあやまり、自分の社名・名前などを告げ、相手の名刺を受け取る。後日また会う機会があれば、そのときに先日の失礼をおわびしてから自分の名刺を渡すようにすれば印象は良くなるはず。


渡し方

座ったままでは失礼!渡す順番も間違えないように

お互いに立った状態で、渡し方イラスト軽く微笑んで目線を合わせながら渡す。渡すのは目下であったり、訪問した側である自分から。右手で名刺の上部を持ち、相手が読みやすいように(自分から見て)向きを逆にして左手を軽く添えて渡す。受け取るときは左手に右手を添えて受ける。受け渡しに片手は×。

取引先に、会社の上司と、部下である自分が一緒に訪問したら!?

訪問した側である自分の上司をまず「課長の○○です」と紹介し、課長が名刺を先に渡し、相手からの名刺も受ける。次に自分が自己紹介をしながら名刺を渡し、最後に相手の名刺を自分が受ける。


渡すときの言葉

「どうもです」や無言は問題外!挨拶&自己紹介をきっちりしよう

自分から名刺を渡すときには「はじめまして」「お世話になります」などの言葉を添えながら、丁寧語や敬語を使い、きっちりと自己紹介をすること。もらうときにも、ひとことを忘れずに。

自分「○○社の○○と申します。
よろしくお願いします」

相手「○○です」

自分「頂戴します」

双方が「○○です」と同時に名刺を差し出してしまったら!?

両方が同時に出してしまった場合は、とりあえず名刺を片手で渡し合うことが多いので、渡した方の手をすぐに受け取った名刺に添える。相手が先に出してきた場合は「お先にいただきます」と一言添えてから受け取るのがベター。


相手の名刺を受け取ったら

名刺ケースにすぐしまうのはダメテーブルの上に置いておこう

相手の名刺はテーブルの上に直接、または名刺ケースの上に乗せて置く。相手の名刺を受け取ったらイラストすぐに名刺入れにしまったり、ましてや折り曲げたりするなんて絶対タブー。お茶などで汚れないように気をつけ、書類などを広げるときには落としたりしないように気遣うべし。この気遣いが印象を左右するのだ。

相手が3人。さて、名刺の並べ方は!?

基本的には、相手が座っているのと同じ順番にテーブルに並べて、相手の名前を間違えないようにする。枚数が多くなると名刺ケースにはのせられないので、テーブルに直接置くとよい。斜めにしたり、バラつかせず、きっちり並べて。


名刺をケースにしまう

テーブルを離れるとき名刺入れにきっちりしまう

話が終わり、席を立つときに名刺入れにしまう。丁寧に扱い、自分の名刺とまざらないように気をつけて。職場に帰ったら、すぐにジャンル分けなどしたフォルダー等に整理する。そのまま名刺入れに入れっぱなしにしておくと、次に自分の名刺を出すときに間違えたりすることもある!

同じデザインの名刺が何枚も!誰が誰のものか分からなかったら!?

その場では相手の名前と顔や印象などをよく覚えておいて、会社に帰ってから忘れないうちに、名刺の裏などにその特徴を書いておこう。また、初めて会った年月日や場所を書いておくと思い出しやすく、後々役立つことも多い。


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書類記入


履歴書送付封筒

宛先が会社や部署の場合は、「御中」で締めくくる

「履歴書在中」は赤ペンで

テープでの封はタブー。封じ目は「〆」マークをつける

黒の万年筆やペンなどで、誤字脱字、書き直しがないことはもちろん、丁寧に楷書で書く。会社名は通称でなく正式名称で、(株)など略すのもダメ。差出人(自分)の郵便番号も必ず入れて。


領収書

「“うえ”でお願い」と言われることもあるが、これは特に宛名が明確である必要がない場合に多く使われるので「上」と書く。また、「マエカブ(アトカブ)でね」とは、“株式会社”を社名のマエかアトの、どちらにつけて欲しいか、ということだ(例:マエカブ→株式会社○×商事)。

もちろん、鉛筆書きはNG。ペンで数字も文字も丁寧に書いて。名前や但し書きは相手が希望する書き方をきっちりと聞いて、間違いのないように記入する。¥マーク、3万円以上の場合は収入印紙を忘れずに。


取引先への挨拶状

頭語。一般的な組み合わせは「拝啓・敬具」。さらに丁寧な場合は「謹啓・敬白」となる。

前文。「御清栄(ごせいえい)」の他にも、御健勝(ごけんしょう)、御清祥(ごせいしょう)、御発展(ごはってん)など。

末文。その他「末筆ながら、お礼申し上げます」など。

結語。「拝啓」などの頭語をつけたら、必ず結語で終わるのがマナー。

頭語+前文+主文+末文+結語を順に書いたら、手紙を書いた日、相手の名前、自分の名前の位置を間違わないよう注意。手書きがベストだが、どうしても字に自信のない人はパソコンを利用してもOK。


退職願

書き出しはいちばん下から

退職の日付は事前に上司と相談を

提出する日付を記入

宛名は会社の社長orお店の代表者の名前で

退職する場合は、遅くとも一ヶ月前には上司に申し出る。突然退職届を郵送したり、電話で告げるようなことはしないこと。便箋に楷書で丁寧に書き、「退職願」と書いた封筒に入れて。


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